X-TREME HARD MAKINA PROGRESSION

先週の金曜日はX-TREME HARD MAKINA PROGRESSION
スペインからJORDI K STANYAを迎えてのMAKINA特別編。
バルセロナスタイルと呼ばれる、EQを使わず、縦フェーダーとGAINだけでMIXしていくMAKINA独特のやり方にリハーサルの段階で目を奪われた。

パーティーが始まる。
エクハドでDJ SHIMAMURA楽天斎の1対1でやるのは初めてだ。しかも今回は夏にリリースされる新譜からの曲がメイン。DYNASTYRECORDSを余すとこなく出す。JORDI K STANYAというゲストの前の時間なので、お客さんは彼の出番を期待して体力を温存してくるのではないかとも不安に思ったけれど、杞憂だった。全力でぶつかったら全力で返してくれる。これがレイヴだ。

JORDI K STANYAのDJも盛り上がった。MAKINAにUK、NewStyleとMush-upのように次々とMIXしていく。初めてフロアで聴くスペインのレイヴミュージックのスタイルに
みんながっつり踊っていた。

その後M-PROJECTのサイドMC。日本とスペインが繋がる。

最近はダンサーが入ることが多くなった。男くさいステージに華を添えて
良いと思う。しかし、ステージの広さによってはフロアからDJの姿が見えなくなってしまうこともある。ダンサーに限らず、複数のMCが入る場合も同じことを感じる。レイヴミュージックに於いては、ダンサーもMCもフロントマンではあるけれど、どちらも「サイド」
ということは忘れてはならない。主役は音を作るDJであり、それを受け止めて踊りや歓声で応えるお客さんである。その架け橋の交通量を増やすのがレイヴMCの役目と考えている。

当日の写真
http://www.flickr.com/photos/x-hard/sets/72157624520899228/