実験教室出演者紹介4"nadeco VS TAK666"

LaFiesta! VS Cradle to Graveとも云えるオーガナイザー同士、今回唯一B2Bで出演するのがnadeco VS TAK666だ。

B2Bは多くがピンで活動するDJが行うセッションのため、そのイレギュラーなところが好きで、去年はTAK666とHALのPsyTranceDJユニットの"鵺"を呼んだり、僕も楽天斎&練乳、EUTOさんとの突発などB2Bをやっていた。今年もやりたかったけれど、折角なら自分以外のB2Bを見たいと思っていたところ、前回nadeco君がワープハウスを回した。このBPMならばB2Bを出来るDJが居るだろうと考えて今回のブッキングでnadeco君に、B2Bで出て欲しいのだが誰か一緒にやりたい人がいるかと持ちかけたところ帰ってきた返事がTAK666君だった。
大体予想はしていた。確かにディスコテクノ、ハードダンス、サイケなどアッパーなテクノを様々に用いるTAK君とは気心も知れているから、初B2Bでも安定したplayが見られそうだ。

しかし、だからといって取り立てて特異ではないB2Bになることは無い。それぞれのDJスタイルが全く異なるからだ。
nadeco君はCDJとアナログターンテーブルを用いる一般的なDJで丁寧なMIXで1曲1曲を回す。方やTAK666君はPCDJに加えて複数のエフェクターを使用することで曲にトリッキーな味付けをする。オーソドックスなDJと、DJの新たな局面を求めるデジタルDJ、この差が歩み寄るのかぶつかるのか。正に実験教室にふさわしい時間を味わえると期待している。